火曜日, 6月 19, 2012

梅雨に入った夏野菜

ほぼ平年並に 梅雨に入りました。
雨の合間を見つけては 夏野菜の収穫に通う日々です。
胡瓜は 3本仕立ての各主枝が 手の届く限界をを超えましたので 芯止めをしました。
それら主枝を追って 子枝にも実が生り始め この時期は 2株の胡瓜から 連日十数本の実が穫れます。 また 実の肥大も早いので 形のいい実を得るためには朝と夕 日に2回収穫に行くのが理想です。

 台風の風で 株が倒れる前に赤シソの収穫をしました。 
恒例の赤シソジュースを作るために 無農薬を通して ずっと防虫網のトンネルの中で育てて来ました。
写真でご覧の通り 葉のチジミ具合も豊になり 色合も深みが出ましたので 一回目の摘み取りをしました。
各株とも 株元の一節を残して摘み取りますと この時期では 一月も経たない中に 脇枝が大きくなって2回目の収穫が出来ます。 3回目になると 葉の色合いがうすくなるので 2回目は株ごと抜き取り終了にします。

 大型シシトウ「福耳」も2段 3段の実が着いてきました。
この時期に収穫した「福耳」は カプサイシン成分が少なく ピーマンの感覚で食べることが出来ます。
見た目は立派なピーマンを収穫してみても 実を半分に切ると 中で大きく肥って外に出られなくなったオオタバコガの幼虫を見つける 嫌な思いをすることがあります。
その点 ピーマンに比べてシシトウ類は 開花後の実の肥大が早いために  ピーマン栽培で 悩まされるオオタバコガの幼虫被害が ほとんど無いで育て易いです。

2本仕立ての大玉トマト「ファイト」も 主枝は8段目が開花し 脇枝の方も6段目が開花しましたので 芯を止めました。
開花後 完熟果が収穫出来るのは約一ヶ月後になり 今からでは 丁度 梅雨明けの頃になります。
雨除け設備をしていないトマトの露地栽培では 真夏の太陽光線と 水分の急激な変化で 梅雨明け後の実は裂果が多くなり 美味しいトマトを得ることは至難です。
  右の写真には 主枝の1段目残りの2果が赤くなり 2段目と3段目の果実と 左の葉陰に脇枝側の1段果が見えています。
今年は 植え溝の下深く 元肥として 甘味植物ステビアの乾燥葉をたっぷり埋め込みました。 そのせいか 完熟トマトは例年以上に甘みが豊に感じられます。 気のせいでしょうか?

庭の片隅の とりわけ陽当たりの良くない一角に ギボウシやランの類いを 所狭しと突っ込んである場所があります。
  平素は 全く省みられない草々なのに 梅雨の時期だけは 存在感を主張します。
見る者にとっては その 草々の ひょうひょうとした姿がまた何とも言えない風情を感じます。 

6 件のコメント:

nagata_156 さんのコメント...

毎年、夏になると飲んでいた赤シソジュース懐かしいです。
新しい畑に種を1袋蒔いたが芽が出ず、今年はあきらめます。

何時もながらトマトは素晴らしいですね、大玉で2本立てで6,8段とはすごいです。

M. Sasagawa さんのコメント...

nagata_156 さん、
 赤シソは残念なことですね。 食酢を4リッター買い、早速ジュースを作りました。 去年作ったジュースは毎朝ヨーグルトに混ぜて飲んでいますが、まだ冷蔵庫の中に100ccほど残っています。

 トマトは お陰様で順調にきています。
 真っ赤に完熟したトマトを食べ慣れると、生意気な言いかたですが、店で売っているトマトは 生食する気になりません。

waka3 さんのコメント...

台風4号は関東地区にも被害を与えながら進んで行ったようですが被害はありませんでしたか。
紫蘇の葉が良い具合に育っていますが、台風前に収穫が出来てなによりでした。

台風4号は直ぐお隣の豊橋を通過したため、その東側に位置する当地は風の影響を強く受けたことによって上に向かって伸びている作物は支柱に結束できない芯芽の部分は全て引き千切られてなくなり、暴風により潮風が運ばれてきたために葉が黒ずんで萎れてしまうという現象が出て、この先の成長と収穫にはかなりの影響だ出るものと思います。

トマトも5段花房から上は全くなくなってしまい、落下も目立ちますが何とか8月初めくらいまでは収穫が出来ることを願いたいものと思っております。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3さん、
 台風のお見舞いを申し上げます。
 当日は、テレビを見ながら 「これはwaka3の所が大変なことになるのでは」と案じておりました。
 後片付けと、残った作物のお手入れにお忙しい中を、早々にコメントをいただき恐縮です。

 私の所は南東の風が最も強かった様です。 主な被害は 大玉トマトの1株で、主枝の3段目と脇枝の1段目が 丁度同じ高さに実が着き、その上200gr級の大きな玉が5個づつ着いていましたので、株の揺れによって押し合い 主枝の方が房ごと千切られて落下しました。 その他の株は無事でした。
 シシトウ「伏見甘長」2本の中一本の支柱が不完全でしたので根元から倒れていました。
 胡瓜は 高所の葉が風によってかなり痛んでいますが 吹き千切られてはいません。
 それでも修復に半日かかりました。
 季節外れの台風は 迷惑千万でした。

kimama さんのコメント...

ピーマンの中にオオタバコガの幼虫が入ることもあるのですね。ステビアを元肥えに入れた事などに驚かされました。今年も立派な大玉トマトが出来ますね。トマトと赤紫蘇と福耳のことなら菜園ブログさんというぐらいになりましたよ。
ギボウシや蘭の葉も魅了させられますね。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん、
 お褒めにあずかりまして、ありがとうございます。
 ステビアの効果かどうか? 或は 比較的しとしと雨が少ない今年の梅雨のためか?今までのところでは、トマトの甘みが濃いような気がします。
 福耳は梅雨明け迄は辛みが少なく、柔らかいので 美味しいです。 来年は 梅雨明けまでの間に沢山収穫が出来る様に、1ヶ月ほど早く種を蒔いて定植を早めてみようかと 思っています。

 狭い庭に 似合わないほど木を植え過ぎていますので、陽当たりの良くない所に育つ植物を探したり 戴いたりして植えていますので、下草がびっしりと生えています。