日曜日, 11月 03, 2013

11月に入って

 気象変化が例年以上に大きかった今年の秋を無事通り抜けて 農園も11月に入りました。
 
 まだ残暑の厳しかった時期に定植した ブロッコリーやカリフラワーは 茎も太くしっかりして 大きな葉を何枚も茂らせています。
 中でも 茎ブロッコリーは超早生で ご覧の通り 早くも頂上花蕾が現れて来ました。
 この茎ブロッコリーは頂上花蕾が この程度になると まず頂上花蕾を収穫することによって 次々に脇芽が伸びてきます。
 脇芽の先に着く花蕾は小さくて 貧弱ですが その茎は柔らかく美味しいので 春さき迄次々と収穫が続けられるのが この茎ブロッコリーのいいところです。

左の写真は 10月蒔きのホウレンソウです。 雨上がりには 葉がいい色になっています。
 既に 追肥を遣り 間引きも終えましたが 株が太って来て 窮屈なところは もう1度間引いて間隔を拡げます。
  ホウレンソウの第2回目の種蒔きは10月の中頃に終へました。 11月に入ったので  第3回目の種蒔きを  ここ2〜3日中に行います そして今月の中頃に第4回目の種を蒔く予定です。
 11月の種蒔きは気温が低くなり 発芽に時間がかかりますが 保温にさえ配慮すれば タチガレ病には罹り難く 害虫も少なくなる利点もあります。
 こうして 期間をあけて種を蒔いておくと 冬ホウレンソウは3ヶ月近くも土の養分を吸ってじっくりと成長し 甘味がのり 柔らかな美味しいホウレンソウとなって 春3月まで 欲しい時に 何時でも収穫できます。

6 件のコメント:

モンカー さんのコメント...

ブロッコリーは丈夫な野菜で秋、冬は長く収穫出来る手間要らずな野菜ですね!僕も必ず作ります。
ホウレン草等の葉ものは最近作らなくなりましたが寒冷紗で覆うと出来るので今回は久しぶりに作っています。
枝豆はどうも水が大切なようですね!昨年の方が出来が良かったような気がします。夏の水やりが大変なのでしょう?海に近いところは潮風で不作だったようです。
一人であれだけの量をとるのはしんどいので来年は応募するか判りません。キンメは必ず食べに行きます。

waka3 さんのコメント...

例年葉もの野菜は淡色野菜を中心に作っていましたが、私も今年は僅かながらですが初めてホウレン草の種蒔きを遅ればせながらこの1日に実施してみました。
一昼夜水に浸して種蒔きをしてマルチシートでトンネルを作り、どの程度の違いが出るのかと無処置のものと2通りの方法をしてみましたが、トンネルの方は4日目で発芽、無処置の方はまばらですが土は少し持ち上がってきましたが、矢張りトンネル効果は顕著で発芽だけでも1日以上の効果は出ているようです。
このまま半月ほど様子を見ようと思っております。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん、
 うちの農園でも ホウレンソウを育てている所は少ないです。
 この辺りは関東ローンのはずですが、この農園が出来る前は 工事現場からの土砂捨て場であったらしく、粘度質の 重い土で 水はけが悪く 発芽しても 本葉が開く前に消えて無くなる(病原菌による立枯れ)ことが皆に嫌われています。
 私は 蔤植するために 筋蒔きにしていますが、10cm程間隔を取って 一穴に5~6粒づつ種を蒔いて 発芽したら一穴一株に間引く方が易しいかも知れませんね。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3さん、
 私のホウレンソウの種は 皮をむいて薬剤コーティングをしたネイキッド種ですので 水に漬けるてはいませんが、漬水で一日 トンネルで一日 本葉が3枚迄で 生育の差は2~3日出るのではないでしょうか?
 これから 夜間の温度が急冷しますので、トンネル保温の有無で 収穫までの日数はかなり差が出るでしょうね。
 実験の結果 数字に 興味があります。

kimama さんのコメント...

ブロッコリーの美味しい季節になりました。普通のブロッコリーも私は花蕾の部分より茎の所がずっと甘くて好きです。堅い周りの皮を削ってですが・・・茎ブロッコリーは次々と穫れるのがとても魅力ですね。
それに毎度ながら冬のホウレンソウの美味さは格別に思います。撒き時をずらしての自家栽培は贅沢な"菜園の楽しみ"とつくづく思います。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん、
 コメントありがとうございます。 最近は うちの農園でも茎ブロッコリーを植えている人が増えて来ました。 おっしゃる通り 茎の味がいいのが第一ですが、超早生ですので 早くから 春遅くまで穫れるのも人気の理由の様です。

 まことに 収穫に合わせて 野菜の栽培が出来るのは 贅沢な ”菜園の楽しみ”です。