木曜日, 2月 27, 2014

異常な積雪

 2週続けて 大雪が降り こちらでも 30cmを越える積雪になりました。
 節分の頃から現れる気象のパターンで 日本海の北部で低気圧が発達し これが 南シナ海に現れた低気圧を引寄せて 2連低気圧として 急激に発達しながら日本海を北西に進むパターンがもたらす現象の一つです。
右の天気図は昨年2月1日正午のものですが この時は 寒気が南下せず 低気圧に吹き込む南からの暖かい空気で 翌2日の東京の最高気温は 20.9℃迄上がる異常気温でした。 今年は一転 猛烈な寒気が南下して最高気温も 4.0℃で 太平洋側が大雪になりました。
 江戸時代の大火や大雪も 昔からこのパターンの時に起こりました。 あの赤穂浪士が討ち入りをした夜も しんしんと雪が降り積もっていました。 あの年の 旧暦12月14日は 新暦では2月だそうです やはりこの気象パターンだったのでしょう。

  さて根雪になっていた 庭の雪も このところの暖かさですっかり融けて 今朝は そっと差し込む陽の光に誘われて 福寿草の芽が綻んできました。
 今年は 順調に来ていましたので 例年よりも早く福寿草の開花が見られるか と楽しみにしていましたが 何のことはない とんだ大雪のお陰で 平年よりも遅い開花になりました。
 この調子ですと 今年の春の気候も 何が起こるか判らない 不気味な気がします。

 その春の 作業は 例年 立春の声を待って トマトの種蒔きで始めます。
 ここ何年かは便利な「愛菜花」と言う 低温時の 発芽育苗器を使っていましたが 昨年サーモの精度がおかしくなり また 必要な苗の数も少ないことから 
電気あんかを スチロールの箱に入れた 自家製の簡易発芽器を自部屋内に置いて種蒔きをしました。 
 天気が良ければ 陽が差し込み 昼間の室内は30℃近くまで上がるので 夜の土温を28~30℃がキープ出来る様に 事前に温度設定を決めておけば発芽するはずです。 この装置?でも 例年と同じ3日ほどで芽は出ました。 双葉が出揃ったら スチロール箱から出して 部屋の窓際に置いて育てています。 晴天の昼間の土温は 35℃近くになりますが夜の温度は 18℃ほどです。
 写真の黒のポット苗は大玉トマト「ファイト」で ブルーのポット苗は中玉トマト「フルティカ」です。 この段階では ファイトの方が 生育は早い様です。
 今後 苗の背丈が伸びたら 庭の温室に移して 時々液肥を遣りながら 一段花房が開花するまで育苗します。  

11 件のコメント:

モンカー さんのコメント...

サンデー毎日のメンバーになりましたモンカーです♪
昨日から毎日が日曜日です。良いタイミングで簡易育苗器の紹介記事を掲載されましたね!早速、アンカを購入して苗造りをしましょう。只、僕はトマトはこれまでナス科の連作障害防止のため高い接木苗を購入していました。ジャガイモは仕方ないにしてもミニトマトや桃太郎トマト、ピーマンは狭い畑では障害が恐いし畑が使い勝手が悪くなりそうですね!
ピーマンはやってみましょうか・・・
ゴーヤやかぼちゃ、胡瓜も面白そうですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん
 サンデー毎日 ですか?、朝に弱い私は一週間朝日 を目標に 今年も頑張りましょう。

 私は 原則 種から をモットウーにしていますが、胡瓜とナスだけは 接ぎ木苗を購入しています。
 理由は、胡瓜の場合は 毎年育てている「夏すずみ」の花芽の付き方は 論理的で ツルを3本仕立てにすると1株当り600本は穫れる計算になる筈です、これを達成するためには、根は 丈夫で 吸肥能力が持続出来る カボチャ台木が必要になるからです。
 また ナスの場合は 連作障害に対抗性があり 丈夫な根が広がるトルバムの台木苗が最善です。それで 探し回って 練馬の農家が自家用に育てている苗を毎年予約して 買っています。
 トマトは づっと自分で種から育てた自根苗です。植える場所は 2〜3年は空ける様に 注意していますが、公共農園でも 「ファイト」と「フルティカ」では連作障害に遭ったことはありません。
 その他のナス科作物では、ジャガイモは植えていませんが連作すると肌が汚くなるでしょう(ソウカ病)。 シシトウ・ピーマン類は づっと自作苗ですが、罹ったことはありません。
 ウリ科の作物は 心配ないでしょう。 

俺的菜園生活(畑大好き爺さん) さんのコメント...

昨年トマトの生育が悪く中玉は、殆ど口の中に入りませんでしたが、ビタミントマトの出来が良く助かりました。今年も同じ種類のビタミントマトを作る予定です。苗はホームセンターから購入しています。種から起こしてしまうと一杯に成り過ぎ、入れる畝が取れないからやめました。

waka3 さんのコメント...

今年の関東地方は随分冷え込みも強かったようで先日来の雪の情報には本当に驚かされました。
そのようなことが原因だったのでしょうか、福寿草の開花が平年よりも少し遅れたようですが、我家の福寿草は昨年よりも8日ほど早い開花でした。

トマトの苗を早くもポット移植されたようですが、私も数日後にはポットへの移植をしようと思っております。

モンカー さんのコメント...

いままで朝6時に寝室の壁にセットした壁掛テレビが起こしてくれますが運動量が少ないのか(休み前にタラを踏んづけて右足を痛めたためウオーキングが出来なくなっている)5時には目が覚めます。
ナスも接木苗でした。そうだ胡瓜は笹川さんの十八番でしたね♪600本は到底、モンカーには出来ない技ですが今年は少しでも近づけるよう努力してみます。
いろいろ今までやれなかったことを再度チャレンジしてみます。大山千枚田の大豆トラストに参加しました。ネットで調べてみて下さい。

モンカー さんのコメント...

日野原さんが102才で頑張っておられるのにもう現役卒業とはだらしないと反省しています。少し休んだらまた少しでも社会にお役にたてるよう何か探します。そのために定年前に辞めました。64で辞めるのと65で辞めるのでは失業保険手当が150日と50日と変わってきます。65才になったらまた仕事しょうと考えています。日野原さんみたいに頑張りたいですね♪

kimama さんのコメント...

そちらでも根雪になるほどとは驚きました。福寿草もさぞびっくりしたことでしょう。雪掻きはどんなに大変だったことか・・・

赤穂浪士が討ち入るときの雪のシーンは演出かと思っていましたが、現実味が増してきました。予測不能な事態を度々引き起こした地球の生々しさを感じます。

電気あんかを利用しての育苗お見事ですね。やがては真っ赤なトマトの御返しが約束されていると思います。

M. Sasagawa さんのコメント...

俺的菜園生活さん
 コメント有り難う御座いました。
 うちの辺りでも 4月の早々からトマトの苗は売り出していますので、2月の寒い時期に種を蒔いて 苗を育てなくても 間に合う様になってきています。
 野菜作りで 蒔いた種から芽が出る時の感動は「芽出たい」と言う言葉の語源にもなっているとか、 また格別なものがあります。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3さん
福寿草の開花が8日も早かったですか、やはり暖かいですね。
 こちらでも 折角ほころび出した蕾が 1週間以上も氷詰めにされていましたので 調子が狂ってしまいました。

 トマトの苗は 自分の部屋で育てています。 溢れるばかりに土を詰め込んだセルでは 部屋中に土がこぼれて まずいので 本葉が出たところで 土の始末が良いポットに移しました。 水遣りも 土の量が多いので この方が安心ですので。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん、
 「大山千枚田」をのぞいてみました。
 能登の千枚田は見てきましたが、近くの鴨川に 見事な千枚田があるとは 知りませんでした。
 棚田の賃借料は 100㎡3万円とありましたが、都会の貸し農園は最近急騰してこの倍以上が相場の様です。
 マメ畑はどんなものでしょうか?

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん、
 雪に慣れていない都会では ちょっと積もったら 大騒ぎになってしまいます。 
 除雪をするにも 室内清掃用の小さなちり取では 作業効率が悪いですし、プラ製のシャベルはすぐ売り切れになってしまって なす手がありません。
 もう一つは 除けた雪の捨て場が無いのには参りました。