月曜日, 1月 12, 2015

秋野菜を振り返って(1)

 この時期の農園には 時々ネギや大根の収穫に出がけますが この辺りの土質は 関東ローンの赤土で 霜柱が 溶け出すと 畦道はぬかるんで 長靴を履いていても 歩けない状態になります。 その上 空っ風は吹きつけて寒いし ほとんど人影を見かけることもありません。
 
 昨秋は 体調をくずし 病院通いに時間をとられ 秋野菜の世話は手抜きが多くなりました。
 白菜は8月の末ギリギリに種をポットに蒔いて 9月の20日過ぎに 一畝に8株を定植しました。
 我が家の白菜の食べ方は鍋物が多く 漬物にすることは無いので 肋の白色部が少なく 緑の葉が多い品種の 中生種が4株と 早生種を2株植えました。 それと 久し振りに肋の白色部が比較的多い品種も2株 植えました。
 定植後一月足らずの時期に 入院の予定が決まったので 入院前に 早めの追肥を遣って 防虫網のトンネルをピッシリと掛けておきました。
 以後 20日強の間は 農園には 見にも行けない状態で過ぎました。 入院中に 農園仲間からメールが入り 結球を始めた白菜2株の下葉が枯れかかって病気に罹っている との情報を受け この時期なら多分ナンプ病であろうと推測し 病気の伝染を防ぐ為に 取り敢えず 病気の2株を引き抜いて 捨てました。
 退院後 先ず 残った白菜の消毒をして 病気の蔓延を防護しました その時の様子が上の写真です ここに写っている白菜の手前の一株が抜き取られ もう一株は この右3株おいた所にあった株です。 ナンプ病に罹ったのは いずれも緑葉の多い品種で 肋の白色が多い品種は ナンプ病にも強いようです。
 その後 無事 収穫した株は 中生種は5kg 早生種は4kg と 充分な世話をしなかった割には 満足のいく出来栄えでした。

 白菜も大きく育ちましたが 先日 マルチフイルムを破って 抜き取った聖護院大根もご覧の通りで 目方は 3.5kgも ありました。
 監視が行き届いていないので 肌は美しくありませんが オデンや 煮物にすると さすがは美味しいです。
 長大根に比べて 丸大根は 輸送梱包にコストが嵩むので 商売人は 最近扱いたく無いのでしょうか 店頭に並べられる 機会が減った様で 自分で作らないと 入手難の 貴重な野菜になっています。
   
 

9 件のコメント:

waka3 さんのコメント...

何という品種の白菜なのでしょうか、肋の白色部分がだいぶ少なそうな白菜で鍋物にはさぞかし適しているのでしょうね。
私も漬物にすることは殆どありませんが、鍋物の他にスープとしてかなりの頻度で使用していますので、娃々菜(わわさい)というどちらかというとミニ系で葉の軟らかめなものを行きつけの種苗店から薦められて作っております。

今日のこちらの天気は予報通りに朝方から雨が降り出しましたが、昼過ぎには上がって太陽が顔を出し幾分寒さも戻ってきました。
とはいえ、まだまだ2月いっぱいまでは寒さが続きますので菜園仕事は今のところ用無しといったところで、早く春の訪れが待ち遠しいですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

 一昔前はタキイのポピュラーな品種であった「王将」(中生種)と「無双」(早生種)で 共に 外形はずんぐりした太鼓型で 長めの砲弾型とは違います また玉内色は白色で 流行の黄色ではありません。 最近は 黄芯の砲弾型も肉質の柔らか品種も開発されている様ですが、作り慣れた品種を続けています。

 そちらは もう雨は上がったようですね、こちらも小降りになってきて 明日の昼間は13℃ぐらいまで上がると報じられています。 氷点下の朝は 早く終って欲しいです。 

kimama さんのコメント...

体調のすぐれない中、ましてや入院までされていた中での野菜作りに感動してしまいます。
白菜の白い部分は鍋にするより筋に沿って千切りにし、セロリやハム等とサラダにした方が遥かに食べやすいと思ってます。

聖護院大根はスーパーでも殆ど出廻ることが無い感じです。作り方が難しいのではないかと思っていますが、洗濯バサミからも、その立派な出来栄えがよく分かります。
グリーンの白菜と合わせて、御不在中にもかかわらず、どちらも素晴らしい収穫でびっくりいたします。。でも、北風の冷たい中での作業は、くれぐれもお控えくださいませ。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん
 暖かなコメントをいただきありがとうございました。 手術後三ヶ月が過ぎましたので 体の動きも かなり戻ってきました、月が変わると トマトの種蒔きの時期が来て 春野菜の幕開けです、新らしい年を迎える心境です。
 白菜の サラダレシピ ありがとございました。 陽が高くなってきたので 白菜は花芽の時期になり 裂果が始まる前に引き抜いて 新聞紙に包んで軒下の置いてあります。 葉を一枚ずつ剥がして 早速いただてみます。
 丸大根は 種蒔き前に 長い大根ほど土を深く耕す必要が無いので まず腰痛持ちには絶好です。

ポタ さんのコメント...

立派なハクサイと聖護院ダイコンができましたね。
当地にある産直店には聖護院ダイコンが並んでいます。
私は青首より聖護院が好きなので4本つくりました。
煮物やダイコン下ろし、切り干しダイコンにして美味しく戴きました。

 まもなく大寒。寒さ本番ですね。風邪など引かぬようお気を付け下さい。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタさん
 コメントありがとうございます。
 お陰様で 手作りの新鮮野菜を戴いて順調に回復しています。

モンカー さんのコメント...

白菜は初めて作りましたが15個中、4個くらいしか結球しなかったです。上手く発芽せず種蒔きが遅くなり苗作りが上手く出来なかったです。
聖護院大根は千枚漬けにしました。意外と上手くいき酒の肴になっています。遅く蒔いたものはまだ畑にありますよ。来年は聖護院かぶにチャレンジして本格的な千枚漬けにしょうと考えています。

モンカー さんのコメント...
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M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー さん
 家族がへり 食も細ってきましたので長年作り続けてきた 大型の結球白菜はぼつぼつ転換の時期か?と思っています。 最近は店頭でも 1/4切りで売っています、早生でミニ白菜の種類を探して植えてみたです。
 聖護院カブの千枚漬けは 私も大好物です、ただ薄く切るのが心配です。