月曜日, 1月 19, 2009

「大寒」なのに


24節季の最後 一年で最も寒い「大寒」の入りを明日にひかえて 今日の日本列島は各地で ここ十年間の平均を大幅に上回る暖かな一日になりました。
 東京では日中の気温が15℃を越えて 4月上旬 桜の花が開く頃の暖かさです。
 昨夜 雨をもたらした気圧の谷が通過して 日本海を 発達しながら 東に進む低気圧に 南の風が吹き込む形になったために「大寒」を飛び越えて一気に春の空気になりました。
 しかし この陽気も今日限り 明日からはまた冷たい北風が吹いて寒くなる との予報です。

 さて 暮れに「冬咲きオキザリス」と名札が付いた苗を買い 一鉢に3株 植えしました。
 昨夜の雨は 日出の頃には上がって オキザリスは朝日を受けた所から次々に花を開き 鉢いっぱいに 鮮やかな色を盛り上げました。
 ここら辺りだけは 蜜蜂が飛び回りそうな 春の雰囲気です。
 オキザリスは 陽当たりを充分に確保して 乾かし気味にすると 病気や虫にも罹り難い丈夫な花だそうです。 株分けによって どんどんと増える強生も持ち合わせているとのこと この時期には珍しい 華やかな咲きっぷりも魅力があります 増やせるものなら増やしてみたい花です。
 

先日 尺八と箏について お話を伺いながら 演奏を聴きました。 
 昨年3月には 大宮八幡の清涼殿で 生の雅楽を見聞し ブログにも掲載しました。
 我々の幼年時代には これら日本の音楽や楽器は 神国日本を信じ込ますために強要される様な雰囲気がありましたので 遊び心の余裕をもっては 馴染みにくいものがありました。
 今回 お話を伺うと もともと尺八は普化宗(禅宗)の吹禅として使われたものが 江戸時代に虚無僧が行脚で吹くようになった。 虚無僧が全国を行脚する間に それぞれの虚無僧によって 同じ曲も少しづづ変わって吹かれることで 一つの曲が 普化宗の寺の数だけ(約150)のバリエーションが伝承された。 その後 黒澤琴古が出て それを36曲にまとめたのが 琴古流本曲とし 今日に残っている。 とのことでした。 
 今回その琴古流本曲の中の一曲を聴かせてもらったのですが 演奏者は「皆様には失礼ですが、演奏中 私に見えているものは 御仏だけです。」とおっしゃっていました。 こうして演奏をお聴きしていると なるほど 尺八の音楽は宗教音楽だと思いました。
 西洋音楽の譜面通りに正確な音で演奏する最近の尺八とは また 違った尺八を聴かせていただきました。 

8 件のコメント:

モンカー さんのコメント...

尺八と言えばジャズ好きのモンカーにとって出てくるのは山本法山です。ピアノの菊池雅章クインテットと一緒に演奏した「銀界」と言うアルバムを持っています。
笙は亡くなった伯母がやっていました、和楽はよくわかりません。これが精一杯のモンカーの知識ですか(笑)
春が待ち遠しいです。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー 様 おはよう御座居ます。
 最近は ジャズや現代音楽で尺八を耳にすることはありますが、昔からの本曲を じっくり聴くことはありませんでした。
 今回の演奏は、尺八:吉岡龍見さん 箏:富元清英さん ご夫妻の息の合った演奏とお話でした。
 奏者と聴衆の距離が無い演奏会でしたので、お話も大変面白かったです。

 今朝は冷たい雨が降っています。 でも ぼちぼちとトマトの種蒔きの準備でもしましょう。 発芽加温器「愛菜花」を納屋から出して、点検でもしておきます。

kimama さんのコメント...

異状に暖かかったり寒くなったりで、植物も動物も本当に面食らう昨今ですね。オキザリスの鮮やかな色にびっくりいたしました。可愛い花ですよね。
尺八は音を出すのも難しいと聞いてますが、好きな音色です。虚無僧とセットで時代劇によく見かけましたが吹禅とは恐れ入りました。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama 様
 本当に差が激しいです、今夜は冷たい雨ですが 雪にはならない予報です、のんきにかまえています。
 この種のオキザリスは 初めてですが、日が差すと見違える姿になり、面白いです。

 休憩の時間に、尺八を吹かせてもらいましたが、誰も音を出せた人はいませんでした。
 首を上下に振ることで、音の高低が出されたりするあたりは、非常に技術を要すると同時に 主観的と言いますか?合わせ難い楽器でしょうね。
 映画では、虚無僧が行列を組んで、歩きながら演奏している場面がありますが、先ず複数人では歩かないこと、また 歩きながら吹けないこと、など 映画監督の尺八に関する無知さを指摘しておられましたよ。

睦月 さんのコメント...

こちらでも、毎日の気温の差が大きいです。
今日は暖かいみたいですが・・・。
オキザリス。
薄いピンク色の野生の物をこちらでは「スイスイ」と呼びます。茎や葉っぱがものすごく酸っぱいことが由来だと思います。
野生種がかなり頑丈というか、雑草としては頑固でやっかいです。
この綺麗なオキザリスも頑丈さを受け継いでるといいですね。
雅楽、生演奏(?)で聴く機会はなかなかないですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

睦月 様:
 こちらは まだ雨が残っています、冷たい雨です。
 オキザリスは オキシ(酸味)がする種類の総称の様ですね、もう1鉢 紫葉のオキザリスがありますが、こちらは冬場は全く見る影もなく 哀れなものです。

 日本の音楽は、昔から馴染みが薄いのです。
 食わず嫌いになり過ぎないよに、今回の様な機会を見付けては 出来るだけ出かける努力をしています。
 こうして見・聞きしていると、その中に 馴染む習慣がつくでしょう。

waka3 さんのコメント...

この時期にオキザリスの花が随分色鮮やかですね。
こちらも今日は気温が16℃まで上がり4月を思わせるような暖かさでしたが、明日からは少し冷え込むとか、しかし今年もどうやら暖冬傾向のようですね。

私は少しばかり横笛(篠笛)をやりましたが、やはり譜面というものがなく、大半は耳で習い覚えて吹いておりました。
祭囃子を子供達に教える時には、孔に数字をつけて譜面を作ったこともありました。
同じ和楽器の仲間とはいえ、一般的な横笛にはドレミ調の音階がありませんので、未だに尺八とのこラボは経験をしたこともありませんが・・・。(笑

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 様:
 このオキザリスの花は、冬らしくない色で 目立ちます。
 こちらも 今日の昼間は15℃もあって、自転車に乗っていても風は冷たく感じませんでした。
 雪が積もると 余分の手間がかかります、今年も積雪ゼロで願いたいです。

 今回尺八の譜面らしいものを見せてもらいましたが、全く何の事だか解りませんでした。 休憩時間に 数人の者が尺八を吹かせてもらいましたが、誰も音無でした。 首振り3年と言って、音階が吹けるまでには 相当の練習が必要だ、と聞きました。