火曜日, 11月 24, 2015

里芋の試し掘り


 東京でも 街路樹のイチョウの葉が色付いてきました。
 農園では えんえんと夏を超して来た野菜は もう 里芋だけになりました その里芋も 立派な葉がぐしゃぐしゃになり かっての堂々とした面影はありません 試しに 一株を掘ってみました。

この里芋が植っていた場所は 午前中 陽の当らない 里芋にとっては あまり有難く無い所でしたので 子イモは小振りです。 もともと この大野里芋は 数が多く着く分 小振りなのかも知れませんが。
 更に この株は 子イモの芽を摘まずにそのまま育てていたので その子イモに小さな孫イモがかなり着いていました。
 この芋は もちもちとした食感で 煮崩れし難く 食べ味は良好です。 さらに 親イモの茶色の部分が美味しく 八ツ頭芋の様に食べられるのも魅力です。
 良さそうな種芋を保存して 来年も 7〜8株は育てたいと思っています。

こちらは我が家の庭で夏を越して来た柿の収穫です。
 穫った後で お礼に寒肥を 遣るだけで 一年中眺めてはいても  全く世話 手入れ をしていません。 従って 外観は良くありませんし 一昔前の柿ですので 口の中で邪魔になる種が ぎっしりと入っていますし 熟すると ミツと称して 実に黒っぽい色が着き 御世辞にも「オイシソウ!」には見えませんが  昔の人間には 最近の店先に並んでいる フワフワの種無し柿よりも こちらが本当の柿だと思えます。
 近所の庭の柿は 今年は不作だそうですが うちのは 豊作で 鳥に突つかれたり 枝先の高い所の実は手が届かなかったりして 木守柿として木に残っている実は まだ幾つもありますが それでも 既に100個近く穫ったでしょうか。 
 

8 件のコメント:

モンカー さんのコメント...

柿の木があるのは羨ましいです。今年は柿を方々から頂きました。豊作の年でしょうか?
柿は大好きです。畑に渋柿がなっていたので家で干し柿を作りましたよ。
里芋はまだ畑に植えたままですが試し掘りのもので料理教室で教わった烏賊と里芋の煮物を作ってみました。
これって里芋料理の定番ですが自分で出来たものは更に美味しかったですよ!
最近は母親の作った定番料理を作ることが多いです。週3日は料理しています。主夫しています(笑)

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん
 早速 コメントを頂き ありがとうございます。

 お陰様で 柿は 毎日のように 皮を剥いて 種を取って食べていますので 干柿する余裕がありません。

 モンカーさんの こまめに動かれるのには 今更乍ら頭が下がります。
 私も自分で収穫して来た野菜は 手料理して食べています。
 野菜の料理をするには イタリア料理と朝鮮料理だ と言うことで 講習会に通ったりして 資料も沢山残してありますが、今は昔のことです。これではいけませんね。

waka3 さんのコメント...

大野里芋という名を初めて目にしましたので早速検索してみたところ北陸の福井方面でのブランド芋のようですね。
我が家の里芋は戴き物の名前知らずを毎年繰り返して作っておりますが、煮崩れせず軟らかくて特にこの時期になると美味しくいただけることが有難いことです。

今年は柿の豊作の年だったようで、我が家でもその例にもれず自家消費できないほどでした。
今までに見たことのないふっくらとした珍しい形をした柿に見うけますが、何という名前の柿でしょうか。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3さん
 コメントありがとうございます。
 私も 始めに買ったのがこの大野芋でした、食味が気に入ったのと 親芋も美味しく食べられるので 毎年繰り返して作っています。
 
 この柿は 先代の時から 庭に植わっていた古い株ですので名前は分かりません。 たまに 渋柿に出会うことがありますので 多分 渋柿に継木をしたのではないか?と思います。 今頃まで木に残っている実の中には渋いのがあり 鳥は分かっているのでしょうか? 鳥が突いていないキレイな実は 渋柿です。

kimama さんのコメント...

うわぁ〜私の好物ばかりです(笑)里芋は小粒の方が締まっていて美味しいと思っていますし、
親芋の部分を八頭の様に食せるのが自家栽培の嬉しい醍醐味ではないでしょうか。

それに柿のなんと素敵な色合いでしょう。中に黒く胡麻が吹くほど甘い記憶が有ります。
甘柿100個は天然の御馳走ですよぉ〜種なんて少しも苦になりません。羨ましいです。でも
木からもぐのは大変だったでしょう。柿の木は折れやすいと聞いてますし・・・
もし鳥に見つからずに済んだ渋の残る柿は熟柿として、これ又つるんと甘くて美味しいのではありませんか。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん
 里芋と庭の柿に 熱いお言葉をいただきありがとうございました。 此れ等は平素あまりハイライトをあびることが少ないので 感激しているでしょう。

 柿の実を穫るのは 二階のベランダから手を伸ばして穫れる実から 次に小屋根から穫れるの実を 食べるだけづつ穫っています。 木に登って穫ることは 滅多にやっていません。 後は 二人係りで 長い剪定ハサミで切り トンボ取りのアミで気合いを合わせてキャッチして 穫っています。 

ポタ さんのコメント...

サトイモがよく出来ていますね。
ご自分で保存したタネイモを使って栽培しているとは、さすがです。

私は、渋抜きしたものより、甘柿の方が好きです。
ゴマがたくさん入っているのがいいですね。
私も1本畑に植えてありますが、9月末から10月上旬には収穫できる早生の品種です。
木は背が届くくらいに低く剪定しています。
収穫時期になると、ムクドリやカラスと取り合いになります(笑)

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタさん
 コメントありがとうございます。
 最近 都会では 小売店の売れ残りによる痛みで 見て呉れが悪くなるのを 何よりも減らすことが最優先される時代になりましたので、よく熟した果物の味を楽しむ機会は 本当に少なくなってしまいました。 そのてん 庭に一本の木があると 外観は別にして 昔の果物のノスタルジーを満たしてくれます。
 うちも この冬は少し剪定を強めにして 収穫し易い様にしようと思っています。