日曜日, 7月 22, 2007

秋野菜の種蒔き(その1)


 写真はお馴染みのピッコロ人参ですが ひげ根の所々にネマトーダ(根コブ線虫)のコブがありました。
 ピッコロの後にはオクラを植える予定にしていますので この甫場はネマトーダが付き易い作物が続くことになり 緊急の対策を打たざるを得ません。 オクラの苗も本葉が4〜5枚になり 定植が待った無しの状態になっています。 原則としては 無農薬栽培を目指していますので 通常オクラを植える時はコンパニオンプランツとしてマリーゴールドを苗作りして オクラと同時に植えていますが 今回は線虫の薬を使うことにしました。 手持ちの中で 普通農薬で 石灰と同時に使えて 土と混和後すぐに苗の定植が出来る「ネマトリン」(粉薬)を使いました。

 さて 例年は7月も20日を過ぎると梅雨も明け 秋野菜の苗作りシーズンになります。
 今年の関東以北は 所謂「山背」が吹いて鬱陶しい日が続いていますが 「秋の一日 春の十日」と言われます様に 秋野菜の種蒔きはずるずると遅らせる訳には参りません。
 秋野菜の苗作りの第1陣として ブロッコリー・カリフラワーの類の種蒔きをしました。
 この類での今年の新顔は 「プティヴェール」と「スティックセニョール」です。 
 「プティヴェール」はケールと芽キャベツの掛け合わせで 「スティックセニョール」はブロッコリーと中国野菜のカイランとの掛け合わせで出来たものだそうです。 共に日本で開発されたナウイ野菜です。
 「プティヴェール」は昨年は自家採種をした種を播いて苗作りをしましたが F1の子孫ですから「プティヴェール」にはならないで 紛い物になりました。 今年は苗を購入することにして(自分で苗作りしているブロッコリー等と同時期に定植が出来る様に)8月下旬に苗は入荷します。 
 一方と「スティックセニョール」は種を購入してポット播きをしました。
 その他には 例年と同じ「ハイツ(ブロッコリー)」と「スノークラウン(カリフラワー)」の種をポット播きしました。

16 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

先日、8月に届くプチヴェールの栽培予定地の土作りをしていたらお仲間が糠を分けてくれましたので丁度タイミングが良く畑に鋤き込みました。横には種から撒いたまくわ瓜が2個結実しています。
初めてのプチヴェールですがさて上手くいくかな?
秋胡瓜の苗がたくさん出来、3本をそこに残して簡易棚を作って蔓を結わいましたが4本はトマトとかぼちゃの棚の近くに移植しました。多分10本の苗が出来ています。まだ夏胡瓜もたくさん獲れているので暫くは胡瓜は買わなくていいようです。
ナスはもう剪定をしようかと思っています。

匿名 さんのコメント...

今年の梅雨は雨と日照不足で夏野菜に悪い影響が出だしていますが、そちらでは如何でしょうか?

ブロッコリー、スティックセニョールは各5株植えますが9月初めに苗を買っています。

特にスティックセニョールは2月まで収穫が出来るのでトテモ重宝しています。

匿名 さんのコメント...

如何にも色鮮やかなカロチンがたっぷりといった人参ですね。
どうやら昨日あたりから青空が戻ってきましたが、これで梅雨も明けるのでしょうか。
これから新しい芽が一気に伸びていってくれることを期待して、今朝茄子の強剪定をしておきました。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー様:
 次々に苗が出来て忙しいですね。今頃の苗は春先と違って待った無しですから。
 プティヴェールは芽キャベツと同じで、初期育成が大事で、株を大きく仕上げておくことが沢山のプティヴェールを付けることになる、と思っています。 8月の中頃位に植えた方がいいのかも知れませんが、他の作物との関係で場所が在りません、止む無く下旬にしています。

M. Sasagawa さんのコメント...

nagamasa様:
 すっきりしない空模様で、いろいろの所に問題が起こっています。 ゴーヤーの花付が悪く、収穫が減ってきました。 トマトの9段目のまだ青い実に、今頃になって疫病斑が付いています、ひと月前の状況の様です。
 スティックセニョールは茎の皮の味が美味しいですね、今までもブロッコリーの脇芽の茎は皮を剥いて食べていましたが、断然味が違いますね。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3様:
 浜松はオホーツク海高気圧の影響の境目にあるのでしょうか? そちらがすっきりしてくれないと、こちらは当分憂鬱です。
 茄子の強剪定をなさったようですが、こちらはこの天気では何時になることやら、やきもきしています。 数名の見物希望者からも「いつやるのか?」の催促を受けていますが、マルチを捲くって根を切るので晴れていないとやり難いと言っています。

匿名 さんのコメント...

理想的なニンジンが出来ましたね。
今年はまだ梅雨が明けないというのに、秋作の準備にかかる時期になってしまいましたね。サイシンを2週間前にまきましたが、日照不足でうまく育つかどうか心配です。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタ様:
 ピッコロ人参は薄く切ってドレッシングで食べています、よく噛むと旨味もあり健康的だと思って毎年作っています。 
 この天候は困ったものですね、このまま行きますと米どころの凶作を心配します。

匿名 さんのコメント...

ご指摘のとおりヤマセに泣いてます(笑)低温と日照不足は夏野菜にとって辛いですね。トマトも葉や茎が黒くなる病気に罹りました。
美味しそうなピッコロ人参・過日のミョウガも立派な形になっていて羨ましいです。
苗床はお庭にあるのですか。珍しいもの楽しみにしております。ケール×芽キャベツなんて想像もつきません。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama様:
 朝晩、「雨乞い」 ならぬ「日光乞い」をしています。
 トマトの葉茎が黒くなるのは何でしょう? うちのトマトも1本が、今頃疫病に罹っています。病斑は黒と言うよりは暗褐色で葉は枯れて茎はそのうちに折れます、実にも付いて腐って来ます。 他に伝染しなければいいのですが。
 苗床は畑の一角(1m四方ほど)に60~70cm高さの防虫ネットのトンネルを作り、その上に雨除けのフイルムを張ったもう一つのトンネルをかけて、陽当たり、風通し、防虫と雨除けのに配慮した場所を作っています。 地面から10cm程離した所に種を播いたポットを並べて、毎日 観察と水やりをしています。
 大型のDIYショップに行くと1ポット100円ぐらいで苗は買えますので、多くの人はその苗を買って植えています。

匿名 さんのコメント...

やはり苗の段階から防虫に努める必要がありますね。1m四方の管理なら出来そうで中々出来ない横着者の私です。
トマトはどうやら疫病か灰色かび病のようです(>_<)今日は、こちらも大変な暑さですが、強い陽射しなら菌の繁殖も防げたかもと思うと時すでに遅しです。

匿名 さんのコメント...

こんにちは、
家のトマトも根茎が黒くなっています。
私共も横着で防虫対策怠りましたので、
収穫の見込みが外れてしまいました!

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama様:
 秋野菜はほとんどがアブラナ科ですから、蛾や蝶の類が付きます。特に小さい苗の段階で芯芽を食われるとお終いですし、アブラムシが付いてモザイク病になってもお終いです。苗作りの段階は防虫に努めた方がよろしいでしょう。
 トマトは薬を使えば止ります、さもなくば病気に罹った葉を切り落として、ストウチュウでも散布して様子を見る事でしょうね。

M. Sasagawa さんのコメント...

temari様:
 トマトがおかしいのですか?今月初めには順調な姿を見せてもらったのに。急にどうしたのですか?
 折角あそこまで来ていたのにおかしいですね。 虫ではないでしょう?

匿名 さんのコメント...

粘土質のうちの菜園もやっと乾き、スタッフのひとりがトラクターで鋤いてくれました。

キュウリが終わり二度目の苗をと思っています。ナスもそろそろ剪定でしょうか。キャベツはとにかくお盆までに植え付ける準備をしています。

それにしても、そのままマヨネーズでバリバリ食べたいような綺麗なニンジンですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

hisa様:
 こちらも蒸し暑く嫌な時期になってきました、瀬戸内地方に比べると風が吹くぶんだけ助かっています。
 うちの胡瓜も高齢期を過ぎてきましたので、昨日も数は穫れますが、スパーの基準では不合格品が半分近くになっています。
 ナスの強剪定は、今日やることで見学者の方々にご連絡しています。
 ピッコロ人参は生でバリバリがいいようです、私は薄く切っていますが、家族はそのままバリバリやっています。