水曜日, 6月 18, 2008

トマト と トウガラシ

 梅雨前線は 西日本では北に盛り上がっていますが 東日本では南に下がっていて 関東地方は此のところ 日ざしが有り 気温が上がっても 湿気の少ない過ごし易い日が続いています。
 農園では 夏野菜の収穫期に入り トマト・トウガラシ・ナス・胡瓜などが毎日穫れるようになりました。

 このトマトは 昨年に比べると一週間ほど遅れましたが 1段房の実が真っ赤に熟して 家庭菜園ならでは味わえない 樹で色着いた本当の完熟トマトを 毎日戴けるようになりました。
 この「ファイト」は 1段〜2段の実着きが良く そのまま実を生らすと一房に6〜7個もの実が着きます。  しかし ここで多くの実を生らせると 4〜5段の実の着きが極端に悪くなる傾向がありますので 1〜2段の実を一房につき4個に摘果して制限しています。 これで1個当たりの単重がカタログに書かれている210grのレベルです これを3個に減らして摘果すると 中には単重が500gr近い異常果ができてしまいます。
 写真の右奥の2段目に異常な実が見えますが この房は1個が途中で落下し3個になっている為か? 春先のトマトーンの付け方が正常でなかったか? の何れかと思われます。
 家庭菜園では 売り物としてのサイズ規制はありませんが 質の良い実を収穫するためには やはり 標準サイズの大きさの実を生らせることが 目安になります。

 今年始めてタネを蒔いた トウガラシ「福耳」も実が穫れ出しました。
 ご覧の通り タネ屋のキャッチフレーズ ”手のひらサイズのジャンボトウガラシ” 通りの大きさです。
 ヘタを取って 辛い タネとワタを除き 強火で炙って醤油を付けて食べました。 果肉は結構厚くて 甘味とトウガラシの旨味があって ちょっとしたツマミにはグーでした。
 そのうちに纏まった数が穫れるようになると「青トウガラシ味噌」を作るつもりですが 取り敢えず当分は 焼きトウガラシで戴きます。  

12 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつ見ても、素晴らしいトマトですね。僕もこんなものが作りたいです。美味しいトマトが食べれていいですね。
苗つくりからやっていらっしゃるのに素晴らしい、僕のは接木なのにここまでは出来ません。

匿名 さんのコメント...

いいトマトですね。
異常果は、専門用語で乱形果といいます。育苗時の低温により花芽に栄養がつきすぎ、細胞数の多い花芽ができたためです。蕾や花の時に観察すると、普通の花よりも花弁の数が多かったり、蕾が異常に大きかったり、花梗が帯状になっていたりします。こんな花を鬼花などともいいます。
福耳は辛いんですね。伏見トウガラシみたいに甘トウガラシかと思いました。

匿名 さんのコメント...

何時もながらの素晴らしいトマトで、丁寧な作りをされていて様子が手に取るようにはっきりとわかります。
這わせ植えをされたかと思いますが、1段房の位置が結構高い位置にあるようですね。
我家の大玉トマトの収穫はそろそろ2段房に入ってきました。
僅か1本ずつのピーマンとシシトウですが、今年は1本仕立てを実践してみました。
もっとも今のところその上の方は放任としていますが、この後は込み具合によって適当に剪定してみようと思っておりますが、かなり良さそうな具合です。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー 様:
 お褒めを頂き 有り難う御座居ます。
 今年は 4月 5月 と天候不順で、トマトの生育も影響を受けましたが、ここにきて かなり改善されています。
 やはり 樹で真っ赤になる迄 我慢した甲斐が充分にあります、美味しいです。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタ 様:
 トマトの1段や2段は、花の数も多いし、着果実の確率も高いので、どうせ摘果するのですから 花の段階で鬼花を摘み取るようにすればいいですね、有り難う御座居ました。

 福耳は 神経質なトウガラシの様ですね。ストレスの如何によって、辛味が強くなったり ほとんど辛味を感じなかったりします。 また 皮の部分とタネ・ワタとの辛さの差が大きいです。
 伏見トウガラシとは基本的に違うようです。

匿名 さんのコメント...

あ~美味しそうです。たまりません。この色・・・木で熟した、まさに本当の完熟トマトですね。異常果とのご指摘ですが、産直などでも普通に売られていて、美味しいと感じていますが・・・やはり長く収穫するには細部にまで注意を払っておられるのですね。
福耳の大きいこと! 手のひらサイズを焼いて召し上がるなんて、辛党さんなのですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 様:
 今年の苗は 今迄以上に徒長しましたのと、次の株の位置との関係で、寝かせ植えではありますが 一段花房の位置は 昨年に比べますと10cmほど高くなっています。

 トウガラシの一本仕立てを実施する時季になってきましだ。私も 試行錯誤でやっていくつもりです。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama 様:
 本当に完熟トマトは美味しいですね。 一年の中で 生トマトを食べるのは、この完熟トマトが手に入る間だけです。 
 何もしなくても トマトは自力でどんどんいい実を着けてくれます、そのトマトの声を よく聞くようにしています。

 私は辛いのは苦手の部類です。その意味で、福耳の皮は決して辛くはありません、土が乾き過ぎたり、肥料切れが起こったり、大きくし過ぎたりすると辛くなります。そうならないように、水と肥料をやり、女性の手のひら程で穫るようにしています。

匿名 さんのコメント...

トマトも福耳もお見事ですね。
写真を拝見してると、真夏の野菜畑みたいです。
福耳も種から育苗なさったのですよね?
辛いのは苦手とのことですが、唐辛子みそは辛くないのでしょうか?
名前からものすごく辛いと想像しているのですけど・・・。

M. Sasagawa さんのコメント...

睦月 様:
 福耳はタネから育てました。
 このトウガラシは、辛味はありますが、大した辛味ではありません。私でも、食べられる辛さです。
 私の作る 青トウガラシ味噌は、韓国料理のコチュジャンとは全く違う物で、潰した青トウガラシを味噌味で食べるようなものです、食パンに塗って食べたりもします。
 そのうちに、作りましたらブログに掲載致します。

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
立派なトマトですねー。羨ましいです。
自分もトマトを作ってますが、昨日初めて摘葉っていう言葉を知りました。
まだまだ勉強中ですー

M. Sasagawa さんのコメント...

livestrong 様:
 こんにちは。 樹で真っ赤に熟したトマトは美味しいですよ、家庭菜園の特権だと喜んでいます。

 livestorongさんのブログを拝見して、研究熱心に取り組んでおられるのに感心しています。
 私も サラリーマン生活を終えて始めた 家庭菜園ですが、こつこつと十年が経ちましたが、奥の深いものだと感じております。