土曜日, 4月 25, 2009

4月の庭の花

 胡瓜の苗を定植し終えたら 冷たい雨の一日になりました。
 今 庭に咲いている花の写真をアップします。

 始めの写真は やっと咲き出した 紫色の都忘れです。
 都忘れの由来は 順徳帝が佐渡に流され 花の紫の色に 京の都の色を合わせ この花で「都を忘れることにしよう」の言葉に依るとの記録があります。 
 一方「いかにして 契りおきけん 白菊を 都忘れと名付くるも憂し」の歌から 名付けられたとの記録もあり こちらは白色の都忘れです。

 十年以上も前に 伊豆の山荘に 一面に生えていたのは 紫色の都忘れでした。
 それを数株持って来て 庭に移植しました。 そして 伊豆では 少数派であった 白色の都忘れを 一株だけ移植しました。 ところが 庭では 年々紫色が減り 白色が多数派になり 今年は この紫色の一群だけが やっと咲きました。
 アジサイの花の色は 土壌の酸性度に因って変わると言います。 伊豆と此所の庭との 土壌酸性度の比較測定はしていませんが それが原因かも知れません。

さて 次の写真は エビネランです。
 これも此所の主として 長年この場所で 4月の中頃になると 地味な花を咲かせます。
 昨年の写真と見比べてみると 右と左に少しずつ 株が増えているように思えます。
 各地の自生エビネランは 減少傾向にあると 言われています。
 庭のこの場所がエビネランに気に入られているとすれば 結構なことです。

 左の写真は 立浪草です。 
 15cmほどの 小さな花ですが 同じ方向に咲いている様子はネーミングの巧みさを感じさせます。

 以上のどの花も 日本が原産地の花だそうです。
 かれらは 土着植物の逞しさによって 手入れの行き届かないこの庭でも 永く居り続けられたのでしょう。 

10 件のコメント:

kimama さんのコメント...

都忘れの白と紫の確執はとても不思議です。うちはピンクと紫ですが白は初めて見ました。
エビネも立浪草も元気良く群生していて居心地の良さが分かります。打ち寄せる波がしらの感じがしますね。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama さん こんばんわ。
 植物の「ここに合う」とか「合わない」とかは どう言うことなのでしょうね。 
 紫色の都忘れは、今年はもう咲かないのでは、と思っていましたので、この花を見付けた時は 大発見でもした様な興奮でした。 この株を、別扱いして植木鉢にでも植えてみたら どうなるかです。
 調べてみましたら、都忘れの原種は白い花で、江戸時代に園芸品種として 紫色やピンク色が開発されたのだそうです。

 立浪草は小さな花ですが、群生している様は 文字通り波頭の感じがします。 現物の色は、写真よりはもう少し紫が濃い色をしています。

waka3 さんのコメント...

この時期になってきますと色々な花が綺麗な姿を見せ楽しませてくれます。  エビネラン以外は初めて拝見しました。

エビネランは私も昨年1株購入して植えたところ、冬の時期に枯れてなくなり心配しましたが、そのまま1株だけ芽を出して花が咲きましたが、奥側の方に見えるものと一緒です。
同じ時期に白花の紫蘭を矢張り1株購入して植えましたが、こちらはなんと現在9株にも増えてきて2日前から花が開きはじめました。
どうやら紫蘭は根の回りが速いとのことでしたので、こちらは地中に30cm幅の畦波シートで防御しておきました。

我家も数日で全てのバラの花が見られそうです。

nananan さんのコメント...

「都忘れ」って、歌でよく聞きますが、こういう花なんですね。群生しているところを見てみたいです。キク科なら強そうですが、他の強い種に負けてしまう場合もよく見かけます。

アジサイの花の色、酸性度によって変わるんですか。昨年株をもらって植えたアジサイの色、今年は咲いてくれるかな?楽しみです^^。

エビネラン、株が増えているのは、合う環境なんですね。隣に石があったりして、趣がありますね〜。

立浪草、浮世絵の波のようです。沢山の花がお住まいのお庭、素敵です^^。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん、
 エビネランは一度根付くと、ゆっくりと増える様です。
 このエビネランの環境は大きなサルスベリの根元で、朝のほんの2時間程しか陽が当たりません。 周りの地面には苔が生えていますので、土の湿度も高いと思います。

 紫欄も昔は沢山有りましたが、庭の改造後は無くしてしまいました。
 狭い庭に、いろんな下草を植えていますので、一種類で 広い面積を取られると困ります。

 うちの鉢植えのバラも、蕾が付いて来ました。

M. Sasagawa さんのコメント...

nananan さん こんばんわ。
 都忘れは、別名「野春菊」と言われるほどに、小さい 丈夫な花ですね。 うちの庭は陽当たりが悪いので、花の数は少ないのですが、一面に紫の花が咲くといいものです。

 狭くて陽当たりがよくないし、あるがままの庭ですから、地味で土着的な花が合うようです。
 このような花の苗が、駅前の花屋さんでは 驚く様な値段が付けられているので びっくりします。

ポタ さんのコメント...

我が家のネコ額ガーデンにもエビネが花盛りです。母から受け継いだ地エビネの白花種とタカネエビネ(高嶺ならぬ高値でした)などです。少しずつ株が増えています。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタ さん、
 エビネランは、こうして 永年一緒に並んでいても、混じり合うことはありませんね。
 エビネランもいろいろな種類があるようで、奥深いものだと思います。。

HISA さんのコメント...

華やかな薔薇や牡丹もいいですが、私はやっぱり日本古来の野の花的な花々が好きです。菜園ブログさん邸のお庭はきっと落ち着いた雅なお庭と想像しますが・・・

都忘れって、どうしてこんな名前が~と思っていましたが納得です。花のネーミングをたどると面白いですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

HISA さん おはようございます。
 「落ち着いた雅なお庭」とのお言葉を頂き、何の文句も言わない我庭に 伝えてやりたいです。
 この庭も、亡き”植木屋さん”の永年の思いが そのままに 今も残っています。

 憶えるのが苦手な花の名前も、特に俗名が 面白いですね。
 先日も 奥多摩へ行ったら、「カキナ」のことを 野にぼうぼうと生えているので「ノラボウ」と呼ぶのだそうです。