
早生のカリフラワーは 早い年には11月の中頃に収穫しています。 今年は 2回目の追肥が少し遅れ その後 葉が大きくなり過ぎたので 草ボケで花蕾が出難いのでは? と気になっていました。
このところの風邪気味や旅行などで一週間ぶりの農園になりました。 農園に着くと先ずカリフラワーの葉を掻き分け中をのぞいて見ました。 ご覧の通り大きなメロンパン程になっている花蕾が見えました。 すぐに大きな外葉を集めて紐で縛り 花蕾に日が当たらない様にしました。
この秋は異常に青虫やヨトウ虫が発生してカリフラワーの外葉はボロボロですが 株は大きいので3〜4日もすると1キロ程の真白なカリフラワーが収穫出来るでしょう。
さて先の13日・14日は二日続きで大学と小学のクラス会があり 大津と八瀬に行きました。
クラス会の案内状を貰った時には 二日目の団体行動は時間的に無理なので 一人 比叡山坂本からケーブルで山頂の延暦寺を経て 午後3時の集合時間までに八瀬に下りるつもりでした。
坂本は昔から比叡山の僧侶・僧院を支えるための基地的な町として存在し また50歳を過ぎて定年退職した高僧達が60歳を過ぎると山を下りて里坊を構えて暮らす所でもありました。
比叡山が琵琶湖に落ちる傾斜地の狭い地形に 社寺仏閣がひしめいて建っていて 多い時は90以上もあった里坊は現在でも54坊が残っています。
幸いに風も無く穏やかな小春日和に恵まれ 駅前案内所で貰った観光マップを片手にデジカメを提げて歩きました。 観光客は年配者とたまにスレ違う程度の静けさです 尋ねた寺々では手持ち無沙汰の受付係の方が一対一の丁寧な案内して下さり 説明を聞きながら 狩野派の障壁画や小堀遠州作の庭園など貴重な遺産を次々に見て回りました。
気が付きますと とうてい山越え出来る時間はありませんし もう少し鄙びた街並や「穴太衆積み(あのおしゅうつみ)」と言われる石積みの細道を歩いてみたい思いが強く 八瀬には京阪電車で行くことに変更しました。
昼食は名物の比叡山そばを食べることにしました。 京都に来た時に食べるそばは何時もニシンそばにしています。
グルメガイドによりますと 日吉神社参道にある「鶴喜そば」の「鴨なんばん」がおすすめだそうです。 ところが この「鶴喜そば」の駐車場の看板のまん前に別のそば屋さんがあり「日吉そば」と言います。 司馬遼太郎が間違えて この「日吉そば」の方に入ってそばを食べ 「街道をゆく」の中で気まずい思いをしたと書いている店です。 私はその「日吉そば」でニシンそばを食べ 午後の散策に出ました。
今回 坂本で撮った写真はWeb AlbumとしてPicasa にアップしました。 この「菜園ブログ」の右サイドのLinks欄にある「Picasaアルバム」をクリックして「'07年11月 坂本・八瀬のアルバム」を開いて写真をご覧下さい。