水曜日, 2月 14, 2007

プチヴェールの子達


 農園の一人が ちょっと洒落た園芸店で「プチヴェール」と名札が付いたポット苗を買って来ました。 
 名札には「芽キャベツとケールの交配」と書いてあります。 この交配野菜「プチヴェール」の種を取って播いたら 親と同じ「プチヴェール」の子が出来るだろうか? 好奇心旺盛な農園仲間4人がその問にトライすることしました。
 昨夏 各人が3~4株づつ 全部で13株を植えました。
 写真はその内の一つで 下部15cmほどの茎には「プチヴェール」の芽が着き 上部にはハンドボール程の柔らかい春キャベツが着いています。

 昔 学校で習った法則の様に単純ではなく 複雑なかけ合せを経て来たのでしょう いろんな先祖の形質が混ざり合って出て来たようです。
 「プチヴェール」の子が成長した姿を 大まかに分類してみますと 「プチヴェール」らしい物(芽の形は大小がある)が8株。 「ケール」らしい物(葉の形は同じではないが脇芽は伸びない)が4株。 そして写真の物が1株です。
 この写真の子は 我々の想像を越えた姿で 以前トマトの根にジャガイモが着く「ポマト」の名を聞いたことがあますが 一株から「プチヴェール」と「春キャベツ」の二つの味を楽しめるものです。 
 この子の純粋な子孫はどうなるのでしょうか? しかし「この種を取って もう一年育ててる」には魅力に乏しいようです。
 本命の子「プチヴェール」はもう少し芽が伸びると写真に撮って掲載します。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

無事に長茄子が発芽したようでなによりです。
こちらでは5日に蒔いたトマトがやっと芽が動き始めてきましたが、茄子ピーマンはまだまだ先のようです。
国産プチヴェールはお隣りの磐田市の増田採種場で開発されたようですが、この辺りでは店頭でもまったく見かけたこともない野菜です。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3様:
 早く芽が出ると言うことは、それだけ温度が高く、従って徒長苗になり勝ちです。今年は水分よりも夜の温度を下げて、徒長にならない様に心掛けています。
 プチヴェールは岩田が原産地ですか?知りませんでした。 芽キャベツより作り易く、味もいい様に思います。だだ7月に種播きして、収穫が年明けてですからちょっと時間がかかり過ぎますね。

匿名 さんのコメント...

プチベールは、昨年都内のデパ地下で見ました。見た目は結球しない芽キャベツみたいでした。味はどうなんでしょう。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタ様:
 プチヴェールは何時もベーコンをカリカリに
焼いて炒め、塩・胡椒で味をつけて食べていますが、簡単で美味しいですよ。
 苗の値段は高いのですが、芽キャベツよりは作り易いようです。
 今年も植えようと思っています。

匿名 さんのコメント...

芽キャベツは好きなのですがケールはどうでしょう?
生では食べた事がないですね。
個人的にはそれぞれ別々の方がおいしそうですが、でも楽しい実験ですね。何年か続くとどうなるのでしょうか?

M. Sasagawa さんのコメント...

せんめい様:
 ケールはジューすにするのが面倒で2年程で止めました。
 写真の野菜このまま続けるとどうなるのでしょうね、興味はあるのですが、両方がもう少し立派なら、それから、虫などに邪魔されないで、純粋に交配できる設備も無いので止めました。