日曜日, 1月 01, 2006

新春に想う


 年の初めには 「初心忘るべからず」の言葉が合っています。
 
昨年末 書類の整理中に 変色しかけた古いタブロイド版の新聞を見付けました。 平成6年の春に発行された「JA全農通信」でした。
 もう12年近くも前のことです。 通勤途中にある区民農園で 土いじりを始めて間も無い頃 自分の始めて播いた種が 一斉に緑の芽を出しているのを見た時の感想を そのまま書いた小文が「JA全農通信」のコラム欄(平成新風)に掲載されました。 そして「植物は可愛がるほど、こちらに応えてくれる可愛いヤツ、の思いがにじみ出て共感を呼ぶ」と評されました。
  コラム欄の終りは "土を通して自然と時とが、人の心と体に替え難いリズムを与えてくれることを実感した。 人は土から創造された、人々は土に接していれば安らかなのである。" と結ばれています。
 10年以上も経った今 その想いは更に深まっていると感じています。 

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