日曜日, 1月 08, 2006

堆肥作り:第1回切返し


堆肥を積込むと 例年は順調に醗酵が進み 1週間から10日後には中心の温度は60℃以上まで上昇します。 ところが 今年は温度が40℃以上に上がらず 日時が経過しても 表面は醗酵の進む気配が全くないので やむなく第1回の切返しをしました。
 今年 醗酵が順調に進まなかった原因を推測してみますと 正月前の気温が低かった事もありますが 主因は「醗酵鶏糞」を使ったことではないか? と思われます。
 2ヶ月の短期間で堆肥を作り上げるこの方法は 2段ロケット打ち上げの様に 先ず1段目に当る「鶏糞」に醗酵促進酵素を加えて醗酵させ ここで培養された酵素と醗酵熱が 全体の落葉などに塗せた「米糠」の2段目ロケットを点火させて 全体に醗酵を広げ行く様なイメージです。
 その1段目の「鶏糞」には 例年「天日乾燥鶏糞」を使っていましたが これが手に入らなかったので 今年は「醗酵鶏糞」を使わざるを得ませんでした。 この鶏糞の袋には「完全醗酵鶏糞でアンモニヤ分は取り除いてあります 従って 畑に施しても嫌な臭いはしません」と書いてありました。 1段ロケットは今までの様に順調な燃焼をしなかったのではないか? と思はれます。
  以上の推測に基づいて 第1回の切返しを実施しました。
 準備した材料は 新たに「米糠」約5kgに残っていた「バイムフード」を加えてよく混ぜ合わせてたものと 水をバケツに2杯程を用意しました。
 先ず 積込み枠の横に 被せてあったブルーシートを広げて 堆肥を枠から順に移します。次に積込む時には 上にあった物が下に 周りにあった物は中央になる様に 移して行きます。 醗酵熱で乾燥してカッチリと固まっている物は 水で濡らしてばらします。 底まで移し終えたら 上部にあった物からフンワリと積込み 15cmほど積んだら 乾き過ぎていたらジョロで水を撒き 平らに均して 「バイムフード」を混ぜた「米糠」を一面に撒いて均します。
 この作業を繰り返して 全部を枠の中に移せば終了です。
雨水の浸入を防ぎ 隙間風を防ぎ ブルーシートを被せ 第1回の切返しを終へて 写真を撮りました。  醗酵が順調に進みます様にと願いつつ。

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