水曜日, 12月 19, 2007

プレゼンテーション今昔


 先々月 NHKのテレビ番組「美の壷」で ”野仏”と題してお地蔵さんや道祖神の放映がありました。
 その放映を見るために 久し振りでテレビの前に座り ヴィデオ撮りの準備もしました。 実は 杉並区の生涯学習講座「杉の樹大学」のグループ研究で 我々9名がグループを組んで 区内の”野仏”を調べて 報告することにしていました。

 現在 区内には約390体の野仏が 130ヶ所の寺社や墓地 或は路傍などに残っています。 此れ等を全部調べて回るわけにも参りません。 どれを選ぶのか?については グループ各人の野仏に対する考え方の個性を 期待することにしました。
 そこで 各人がそれぞれ近くにある野仏を見て回り その野仏に関する情報を 図書館の資料や そのお寺や墓地の管理者等から聞きました。 また 野仏の写真も付けて 各人がレポートに纏めました。 私は農園のある馴染み深い久我山地区で 2ヶ所を選んで調べました。 この 「菜園ブログ 8月22日号」(クリックすると開きます)には 当時調べていたことから知った一つの話題を掲載しました。
 各人のレポートを集めて討議の結果 (1). 野仏のある場所が判り易いように 130ヶ所をプロットした大きな区全図を作ること。 (2). その地図にリンクさせて 各人が撮った写真とコメントを表示して これらを見た人が「この野仏を見に行ってみよう」と言う気になる様な 画像(写真)を中心にした発表形式をとることにしました。 

 発表の場所はホールで 7〜80人の方を対象にしてプレゼンテーションをします。 そのためには ビラ用紙に写真やイラストを貼った程度では意図するような効果が出ません。 そこで Mac のプレゼンテーション ソフトKeynote を使ってみようと思い立ち ガイドブックを片手に試行錯誤しながら 画像中心に35ページの原稿を作りました。 
 この原稿を会場のプロジェクターに繋いで 大きなスクリーンいっぱいに映写すると さながらカラー映画を見るような リアルで迫力のあるプレゼンテーションが出来ました。
 かって会社勤めの頃は 会議で説明して訴える時には 如何に上手にビラを書いて説明するかが大事なカギでした。 そのために夜遅くまで居残って 当時はマジックインクで 文字中心の何枚ものビラを書いたものでした。 プレゼンテーションと言う言葉自体 広告業で使われる特殊な言葉であったように思います。 世の中あげて宣伝第一の時代になりました。
 
 なお Keynote で作った原稿は全て Picasa Album に掲載しました。 この右側 Links 欄の「Picasaアルバム」をクリックして 出て来た5冊のアルバムの中から「民間信仰の石像」アルバムをクリックするとご覧頂けます。 

12 件のコメント:

ポタ さんのコメント...

Picasa Album、ちょっと覗いてみました。私も大変興味のある分野です。あとでじっくり見せていただきます。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタ様:
 有り難う御座居ます。
 今回の調査で、石仏を撮る難しさを痛感しました。
昔、白黒写真のころ、土門拳がコントラストの強い石仏を撮っていたのが判るような気がします。 カラーになると、その様な写真では意味がありません、迷っています。
 今回のプレゼンテーションの際に、聴衆の皆さんにお渡ししたレジメの表紙に、ブログにアップしました写真をA4判で付けました。 複数の方々からお褒めの言葉を頂きました、自分でも気に入っていた写真でしたので今後の励みになります。

waka3 さんのコメント...

杉並の文化遺産として纏め上げられた集大成を大変興味深く拝見させていただきました。
忘れ去られたようにひっそりと道端に佇む石仏等を希に見掛けることがありますが、このように画像入りで大変分かり易くまとめられたことで、また違った観点から石像を見つめなおすことが出来そうです。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3様:
 有り難う御座居ます。
 教えて頂いた後、お兄様のHPは「お気に入り」に入れて時々拝見させて頂いております。 お兄様が主催されている庚申会の催しが、こちらの方で開かれる機会がありましたら、一度参加させてもらえればと思っております。
 今回のグプープ研究がきっかけで、新たな人との出会いがありました。そう言う点でも良かったと思っております。

kimama さんのコメント...

余りにも大作のプレゼンテーションなのでビツクリ致しました。本当に活字より映像の時代になりましたね。
観泉寺・道祖神と陰陽石・大八車で難渋した地域等・・・歳を重ねると余計に興味は尽きません。
とても全部は拝見できませんでしたが、民間信仰と石仏の着眼が素晴らしいと思います。

モンカー さんのコメント...

「美の壷」はカミさんの大好きな番組で毎回録画して僕がまとめてDVDに落としていますのでもう1年分以上の記録が残っています。立派なプレゼンを見せていただきました。何でもチャレンジする僕ですがオフィスのパワーポイントはやらず仕舞です。僕の時代には紙に書いたりOHPシートにコピーして投影したりしていましたがもう発表することもなくなりました。
ピカサの中に菜園の写真がありましたので覗いてみたらプチヴェールの写真がありました。幹が太く僕のものとはだいぶん違いますね。プチヴェールの生えている間も間隔が広いです。これが正常のものでしょうか?それと収穫時期はいつまででしょうか?もう2回くらい収穫しましたが・・
来年の作付け計画を練る時期になりましたがこのプチヴェール跡にじゃがいもを植えようかと考え、夏から作っているもろこしの茎を中心とした堆肥が出来上がってきましたので使おうかと考えています。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama様:
 大変な時間をかけてご覧頂き、有り難う御座居ました。
 杉並区に40年近く住んで居ますが、知らないことばかりでした。
 調べて行くうちに、引き込まれて行く様に資料を読み漁りました。 今迄、あまりご縁の無かった図書館も顔なじみになりました。
 これを機会に、今回のグループの方々ともお付き合い出来るのが、また楽しみです。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー様:
 「美の壷」はいい番組ですね。 プレゼンテーションのナレーターを引き受けましたが、「美の壷」の谷啓さんの様なわけにはいきませんでした。
 今回の発表会でも、1グループはOHPを使ってプレゼンテーションをしていました。

 あのプチヴェールの写真は、昨年の紛い物ですから、全く参考になりません、申し訳ありません。
 今年の正統派プチヴェールは、まだ芽が出かかった頃です。モンカーさんの方が遥かに生長が早です。
 農園で昨年植えておられた方のプチヴェールは3月頃迄収穫されていた様に思います。 ジャガイモを植えられるには、プチヴェールを何処かで打ち切ることになるのではと思います。

HISA さんのコメント...

「野仏」って言葉は農耕民族である日本人がささやかに豊饒や子孫繁栄を願った生活を感じさせます。いろんな経緯を経て現存しているのでしょうね。
未来、悠久の年月が経った時今日の日本の生活を表すものってどんなものが遺るのでしょう。

今、カブが美味しいですね。初めて植えた赤カブ、お漬物にーちょっとウキウキしています。

M. Sasagawa さんのコメント...

hisa様:
 人類が滅亡して「未来、悠久の年月が経った時」、環状7号線の道路の下に、杉並3河川から溢れ出た雨水を貯め置く、直径13m 長さ4.5km の巨大な土管が埋められているのを、その時の生物が見ると、何と考えるでしょう?

 今、カブや大根が美味しいですね。
 辛味大根と言う、7~8cm のカブを今年初めて植えました。 擦りオロシて、ソバや天ぷらに付けると、ワサビとは違った味で結構いけます。

せんめい さんのコメント...

大作ですね。これだけのものを作るのは大変でしたでしょうね。
それでも今はコンピューターソフトがあるので一昔前とは、こういうものを作る手間はかなり簡素化されているのでしょう。仕事だとデータの使い回しができるのでもっと簡単に作れます。
石仏をカラーで撮って味を出すのはかなり難しいですね。どう頑張ってもモノクロには負けるのではないでしょうか。

M. Sasagawa さんのコメント...

せんめい様:
 初めて使うソフトでしたので、始めはガイドブックの説明が判り難く苦労しました。 今では、御陰様ですらすら出来るようになり、次の作品?の為の何か題材を探しています。

 石仏の写真は難しいですね。今日も午後NHK のテレビの「仏像100選」で多くの仏像写真を見ました。プロは照明にも手を掛けているのでしょうが、やはり上手いですね。