月曜日, 2月 23, 2009

この頃の収穫 つづき

三寒四温で 行きつ戻りつしながらも 季節は着実に進んでいます。 そして 農園の野菜達が それを一番よくわかっているようです。
 昨年の暮れにアップした 「ちりめん葉からし菜」と「かき菜」 も今が 収穫の最盛期になっています。
 (上記の文字をクリックすると 2ヶ月前の写真と見比べていただけます。)

以前「かき菜」の種を頂いた方からは ”7月に種を蒔く” と教えられていましたが 昨年は9月にポットに種を蒔いてみました。
 収穫期の今になって ”7月蒔き” の意味が分かる気がします。
 ”9月蒔き” の かき菜は”7月蒔き”に比べて 株の生育期間が短いので 背丈が低い分 葉と葉の間隔が狭く 葉の脇に出来る脇芽が大きくなると混み合って その脇芽を欠き穫るのには大変に苦労することが解りました。
 従って 脇芽を欠き穫りながら つい混み合った所を空けようとして 脇芽を穫り過ぎる傾向があります。 今日も バケツにいっぱい穫ってしまい 農園のテーブルの上に空けると ご覧の通りでした。
”かき菜は湯を沸かしてから 穫りに行け” と言われる程に 鮮度がものを言いますので 定番の「牛肉とかき菜の中華炒め」に半分を使い 残り半分は 直に 塩茹でしておきました。 

こちらの「ちりめん葉からし菜」も 2ヶ月前の写真と見比べると 生長の様子が解ります。(写真をクリックすると大きく見えます。また 写真の右奥に こんもりと繁っているのが上記の「かき菜」です。)
 春一番の後「からし菜」に掛けてあったトンネルを 外してからは 見違えるばかり大きくなり またスピードアップしました。
 つい先日 大きな葉を40数枚 摘み取り それから一週間も経っていませんが ご覧の通り また 40~50枚は収穫できそうです。
 収穫して帰って お湯にさっと潜らせると からし菜の香りが際立ちます。 鷹の爪と一緒に塩漬けし 一日くらいの浅漬けで戴くと春の香りがします。

 写真は撮っていませんが この他に「九条太ネギ」と「スティックセニョール」が収穫期です。
 とりわけ 今が旬の「九条太ネギ」は 甘味と香りが格別で 鍋料理には欠かせない貴重な野菜です。

10 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

雪に埋もれた我が家の畑からすると、もう夢のような写真とお話です。産直でも葉物が少ない当地ですから。
ベンリナ・カキナ・・・名前にも惹かれますが御見事な収穫と調理に恐れをなしております。ちりめん葉カラシナに九条太葱やスティクセニョールも今、自給中なんですものねぇ・・・深い溜息が漏れます。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama さん、 こんにちは。
 今朝は昨夜半からの冷たい雨が降っています、野菜達も戸惑っているでしょう。

 こちらの野菜売り場では、やっと春キャベツの値段も下がり始めました。
 今年は春が早いとの判断で、空いた場所に ホウレンソウや小松菜に続いて 人参も種を蒔きました。
 人参にはちょっと気の毒だったかも知れません。 

匿名 さんのコメント...

からし菜の浅漬けは美味しそうですね。この時季に獲れるのはやっぱり晩秋に種蒔きしたからですね。
うちもホウレンソウ、水菜、小松菜が獲れています。

匿名 さんのコメント...

こんばんは!
今日は訪ねるのは二度目になります(笑)
かき菜の種まきは7月なんですね。
なんでも遅くになるので、やっぱり農園カレンダーみたいなものが必要ですね・・・。
人参の種まきはまだ大丈夫でしょうね。
さっそく、蒔いてみたいと思います。
明日は、畑仕事の一日になる予定です。
さーてこれから予定をたてなくちゃね(笑)

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん こんばんわ。
 からし菜の浅漬はいいですよ、毎年この からし菜を蒔いて、作っています。
 以前は 東京の西部では、 お正月のホウレンソウは 10月の中頃までと言われていましたが、温暖化のため20日頃まではOKのようです。 今 穫れているのは11月に入ってからの播種ですから。
 モンカーさんの所は この時期、何と言っても あの太いネギが圧巻です。

M. Sasagawa さんのコメント...

リラ さん こんばんわ、コメント有り難う御座居ます。
 かき菜は、通常は7月中にブロッコリーやカリフラワーと同時に、ポットに種を蒔いて 涼しい所で苗を作って、8月の後半に定植します。 もともと かき菜は赤城下ろしの寒い所が原産の様ですから、11月になると あの地方では 生長が止まるのでしょうが、東京は12月でも小春日和の暖かさがあり、7月に蒔くと年内に脇芽が穫れてしまうことがあります。 それで昨年は9月に種を蒔きました、結果は本文に書いた通りです。
 リラさんの所では、7月蒔きでよろしいと思います。

 年間の おおよその作付け計画の様なものが有った方がいいと思います。 リラさんの所では、農園の数も多いし、面積も広いので 有効でしょう。
 A4の紙にでも、鉛筆で書きなぐって、どんどん変更しながら書き残していくと、来年には 貴重なデーターになること間違い無しです。 今春からやられたら如何ですか。

 人参は 今では早すぎるくらいです、まだまだ大丈夫です。
 人参の種蒔きには、ペレット種を蒔くことをお勧めします。 ご存知でしょうがタキイの「向陽2号」にはペレット種があります。

匿名 さんのコメント...

我家の畑と違って今の時期に緑鮮やかな畑が素晴らしいです。
チリチリした葉がカラシ菜ということのようですが、如何にも浅漬けが美味しそうですね。

九条太ネギが今が旬とか。
こちらでは石倉根深ネギ、下仁田ネギは何故か今年箱の時期に薹立ちしてしまい撤去してしまいましたので、現在は赤ネギだけとなってしまいました。
暖かい春に浮かれておれません。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3さん 有り難う御座居ます、waka3のところは 緑葉野菜を制限しておられますが、うちは今 顔が緑になるほど毎日戴いています。

 農園でも 赤ネギだけを植えておられる方がいます。 この時期は赤色が奇麗で、甘味ものって美味しいと言っておられました。
 先日TVで、京都のネギ農家が、2年物の九条太ネギを作って 料亭等に納めていると言っていました。2年目は、どう育てているのか?興味があります。

匿名 さんのコメント...

いつもながら、おみごとですね!
それだけ豊作だと、ほんとおっしゃってるように「顔が緑になるほど」でしょうね。
我が家のように、プランターの小さい菜園でも、食べきる工夫が要るくらいですから。
やっと、暖かくなってきましたので、そろそろ種まきスタートしたいと思います。

M. Sasagawa さんのコメント...

睦月 さん こんばんわ。
 御陰様で 美味しく戴いています。 皆様に差し上げても喜んで頂けます。

 小松菜とホーレンソウの後は、2月中に もう一度同じ物を蒔こうと思っています。 
 今 蒔きますと4月の下旬、夏野菜の苗を定植するまでに収穫出来ると思っています。 超 過密スケジュールですが可能なはずです、温暖化ですしね。