水曜日, 7月 13, 2005

ズッキーニについて


写真の花は今年28番目に咲いたズッキーニの雌花である。
 花を見てお判りの通り ズッキーニはカボチャの一種。 開花した日の朝に受粉をしないと 果実は大きくならないで 黒くなって枯れてしまう。 従って雄花の開花とのマッチングが うまく行かないと収穫に結びつかない。
 数年前は 農園にズッキーニを植えている人がほとんど居なかったので 自分の畑にに4~5株も植えて 受粉のマッチングが多くなるようにしていた。
 ところが 最近はズッキーニを植える人が増えたので 今年は 自分の畑には1株しか植えなかった。 にもかかわらず 毎朝多くの方々が受粉に周って下さったお蔭で 28個の開花に対して23個が受粉に成功 立派なズッキーニが採れた。 これは 例年に比べても多い数である。
 さて ズッキーニを植える人がこれほど多くなったのは ダイエットブームでズッキーニを料理する人が増えてきたことの反映である。 カボチャの一種ではあるが 開花後4~5日の幼果(私はもう少し日をおいて大きくし 400gr前後にしている)を採るので 食べるボリュームの割にカロリーはほとんど無い この点が人気の要因であろう。
 もう一つ  謎解きで 「ズッキーニとかけて うぶな生娘と解く。 こころは? 相手によって如何様にもなる。」と うまく言い表されているように ズッキーニはいろいろな食材に和うことも 普及の要因であろう。  豚・鳥などの肉類との炒めもの。 塩を振って出てきた水分をふき取って衣を付けて天ぷら。 縦に薄く切りカリカリに焼いてマリネ。 それにグラタンも美味しい。 以前ボローニャの街中で食べた ズッキーニ・人参・アーティチョーク・カリフラワー それぞれをざく切りにして ただ塩茹でしただけの "付け合せ料理" の味を思い出した。

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