金曜日, 7月 22, 2005

ナスの剪定


連作障害による「半身いちょう病」  ダニや テントウ虫ダマシの害 そんな試練に耐えてきたナスも 梅雨明けの頃になると さすがに成り疲れて元気がなく 義理ほどの小さい花が枝の先っぽの方で咲くようになる。 この頃がナスの剪定の時期である。
 お隣のナスも だいぶ成りくたびれて 花もほとんど付けなくなった それでも根はシッカリしていそうなので このさい強剪定をするようアドバイスをした。  若しも 失敗してナスが無くなることを恐れて 5本の中の3本を剪定して 2本は保険としてそのまま残すことにし その強剪定のお手伝いをした。    

 3本仕立ての枝をそれぞれ 根に最も近い葉(葉は既に落ちて無いときは その葉の落ちた痕) 或いはもう一つ上の葉を残して その上で 思いきって切り落とす。 そうして 残した葉の付け根から新しい芽を出させる。
 枝と同時に 根も思いきり切って新根を出させる。
 まず畝の両肩を堀崩して 出てきた白い根は切り そこに堆肥・腐葉土をどっさり入れ 緩効性の化成肥料を混ぜ込み 過燐酸石灰と尿素を振り込んで 土を少し戻してサット混ぜる 上からジョロで水をたっぷりやってから 土を戻し入れる。 しばらくは 踏みつけないように また 乾かさないように藁かゴザを被せておく。 その後は 土が乾くようならジョロでたっぷり水をやる。
 こうしておくと 数日の内に新芽が出だし 勢いのいい枝が伸びてくる。 順調に行けば1ヶ月もすると 柔らかいピカピカの"秋茄子"が採れるようになる。  隣の方の嬉しそうな笑顔が見られるように祈りたい。

 (追記)
 結果は大成功であった 隣の方は残りの2本も自分で剪定をされ 8月の末から10月一杯にかけて収穫を続けられた。 当然隣の方の嬉しそうな笑顔が見られ 私も数回ピカピカの"秋茄子"を頂戴した。

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